初心者でもできる!セルフカットで後ろ髪をまっすぐ切るコツ【体験談あり】

初めてセルフカットに挑戦したとき、「前髪は何とかなるけど、後ろが難しい…」と感じた人は多いのではないでしょうか。
私も最初はYouTubeの動画を見ながらセミロングをセルフカットしましたが、後ろの長さがそろわず苦戦しました。

今回は、100均で手に入るキッチンクリップ(食品用クリップ)で髪を留めてまっすぐ切る方法を実践した体験談を交えながら、初心者でも後ろをきれいに切るためのコツと鏡の配置方法を紹介します。

私が初めてセルフカットをしたのは2023年11月のこと。
セルフカットを1年以上続けて学んだことを踏まえて、できるだけ自分で上手に切るコツをお伝えします!

この記事を読めば、初めてのセルフカットでも失敗を最小限に抑えられ、美容室の気疲れからも解放されるはず。
それでは見ていきましょう!

セルフカットは「後ろが難しい」…初心者がつまずきやすいポイント

セルフカットで最初にぶつかる壁は、やはり「後ろが見えない」こと。
鏡越しに角度を調整しても、左右のバランスが取りづらく、
「切ったつもりがまだ長い」「片方だけ短くなった」なんてこともよくあります。

私の場合、YouTubeで見た美容師さんの手順を真似して切りましたが、
モデルさんより髪が短かったこともあり、後ろが少し長めに残ってしまいました。
また、毛量が多いタイプなので、上と下の髪を一度に切ろうとするとバラつきが出てしまい、
結果的に「もう少し軽くすればよかった…」という仕上がりに。

こうした失敗を防ぐためには、事前の準備と「切り方の順番」を整えることが大切です。

セルフカット前にそろえておきたい道具と準備

初心者でも扱いやすいセルフカットの基本アイテムは次のとおりです。

  • カット用ハサミ(ヘアカット用のものがとても切りやすいです。Amazonで2,000円~3,000円程度)
  • スキバサミ(すき具合を整える用)
  • キッチンクリップ
  • ダッカールピン(ブロッキング用)
  • 三面鏡、または姿見+洗面台鏡
  • コーム
  • スプレーボトル
  • スタンドライト(影ができやすい場合に使用)
  • 45Lポリ袋(切り開いてホチキスで留めるとケープ替わりに)
  • 古新聞紙(髪が床に散らばるので2畳分くらいの範囲に少し重ねて敷いて、その上に椅子を設置)

特におすすめなのが、10cm~15cm程度のキッチンクリップです。
髪をまっすぐ留めておけるので、ガイドライン代わりになります。

食品用クリップは留める部分の凹凸が大きいと、留めたときに髪が曲がりやすいので、できるだけ平らなクリップがおすすめです。
こちらの動画(mille channelさん)で詳しく解説されていますので参考にどうぞ。

髪は乾かした状態でもいいですが、髪のクセがついている場合は一度根元からしっかり濡らしてブローして、まっすぐになるようにしましょう。
濡らしたままの状態で切ると、髪が飛び散りにくいというメリットがありますが、乾かしたときに毛が浮くことで「仕上がりがやや短くなる」というデメリットもあります。
「切りすぎの失敗を防ぎたい!」という方は乾かした状態でのカットをおすすめします。

後ろ髪をまっすぐ切るための鏡配置のコツ

「後ろをどうやって見るか」はセルフカット最大の課題ですよね。
ここがうまくいくと、切っている最中も安心できますし、仕上がりのクオリティも上げられます。

理想は三面鏡ですが、私は洗面台の鏡+姿見の2枚で代用しました。
方法は、椅子の後ろに姿見を立てかけ、洗面台の鏡に背中側が映る形です。
右サイドを切るときには椅子の右後ろに、左サイドを切るときには左後ろに姿見を移動します。

↓実際の配置を撮ってみました。ごちゃごちゃしててすみません…。

最初は「右を上げたら左が下がる」状態で混乱しますが、
鏡の角度を少し斜め45度に調整したら、全体が見やすくだんだんと慣れてきますよ。

また、照明を明るくすることも大切です。
洗面所の照明にプラスして、影になりやすい方向にスタンドライトを追加することで、カットラインの確認がしやすくなります。

食品用クリップで簡単にできる!後ろをまっすぐ切る手順

私が一番最初にお手本にした動画がこちらになります。

こちらを参考に、私が実際に試した、クリップを使ったカット方法を紹介します。

こちらの方法は肩下10cm以上あるロングヘアの方向けです。

1.コーミングやブローをする

コーミングやブローで髪にクセが無い状態にします。

2.サイドの髪を分け取る

頭頂部から耳にかけて(専門用語で「イヤートゥ」というらしいです)、サイドの髪を分け取ります。

3.サイドの髪をキッチンクリップで留める

まずはサイドの髪をキッチンクリップで留めましょう。
切りたい長さより少し上めに留めたら、鏡をまっすぐ見たまま両手でキッチンクリップを引き下ろします。


このとき、顔面と平行ではなく、側頭部に平行になるように留めます。
少し前上がりになるよう、クリップのそれぞれの端がハの字になるようにします。
記念すべき第一刀になりますので(?)心ゆくまで微調整しましょう!

4.キッチンクリップの下端の髪をハサミで切る

留めたキッチンクリップの下端に沿って、まっすぐではなく斜めにちょびちょびとハサミを入れていきます。
このときは、キッチンクリップでしっかり固定されているので、切る場所を直接見てもOKです。
毛量が多いと分厚くてビビりますが、焦らず何度もハサミを入れてしっかりと下端を取りきりましょう。

5.サイドに残った長い髪を切る

サイドを留めた両方のキッチンクリップを外し、長く残った部分があればハサミを斜めに入れて馴染ませます。

6.後頭部の髪をキッチンクリップで留める

後頭部の髪をキッチンクリップで前上がりに留めていきます。


すでに切れているサイドはダッカールなどでまとめると扱いやすいです。
後頭部の髪をおおよそ中心で分けたら、サイドの切れている部分も少し含めてクリップで留めます。
サイドの少し含めた部分がガイドの役割となります。


クリップで留める際は下を向いて、後頭部の髪がたゆまないように注意しましょう。
このとき、毛量が多い方は耳上あたりから2段に分けてクリップで留めると、このあと切りやすいです。
2段にする場合は、クリップを同じ高さにするか、外側をやや長めに残す形にすると、切ったときに自然な仕上がりになります。

7.後頭部の髪を前側に持ってくる

後ろ手に切る長さまで引き下げることが難しい場合は、前側に持ってきてからキッチンクリップを調整します。
後頭部の髪をクリップごと前側に持ってきて、ガイドの長さに合わせてキッチンクリップを下げます。
前上がりに留めた角度が変わらぬよう、クリップの両端を持って引き下げましょう。
前側に持ってきたことで、キッチンクリップは地面と平行に近づきます。

8.キッチンクリップの下端の髪をハサミで切る

ガイドに合わせて、斜めにハサミを入れます。

9.後頭部中央のV字に残った部分をキッチンクリップで留める

後頭部の髪を留めているクリップを外し、おおよそ後頭部の中央の髪を集めてクリップで留めます。
下を向いた状態で下せる場所まで下ろします。

10.V字の先端の角を取るようにハサミで切る

後頭部中央の髪をクリップごと前に持ってくると、少しいびつなV字になっているので、V字の両端は切らないよう注意して先端の角を取ります。

これにより、後ろから見た姿がV字からきれいなU字に変わります。

毛先に段差を入れないボブカットの場合はここで終了です。
毛先を軽くするステップ14に進んでください。

11.レイヤー部分の髪をキッチンクリップで留める

レイヤースタイルにしたい場合、ハチ上の髪をまとめて、前の方に寄せてクリップで留めます。

12.キッチンクリップをガイドにして、任意の長さにハサミを入れる

そのままクリップをある程度持ち上げたら、顔の前に持ってきて、段差をつけたい長さに応じて斜めにハサミを入れます。
セミロング~ロングで5cm~10cm(多く切るほどレイヤーの位置が高くなります)

13.レイヤーの毛先をぼかす

レイヤーの長さを切れたら、縦にハサミを入れて毛先をぼかします。
5cm程度の長めにハサミを入れて全体をぼかします。
コーミングして、「毛先が薄くなったな」と感じるくらいでOKです。

14.顔周りの髪にレイヤーを入れる

ハチ上をまとめていたクリップを外し、顔周りの髪にレイヤーを入れます。
頬にかかる髪を前に引き出して、指をガイドに好みの角度でハサミを入れます。
このとき、もみあげ付近の毛は短くせず、それよりも前側を切るようにします。

15.髪全体の毛先をぼかす

毛先にハサミを縦に入れて軽くしていきます。
両サイド、後頭部それぞれの毛束を持ち上げ、扇状に広げたところに縦にハサミを入れましょう。

広げずにまとまったままの毛束を切ると、アウトライン(仕上がり線)が乱れてしまうので注意。
扇状に広げた毛束を、毛先に向かって縦に引き切りすることで、自然にぼかせます。

16.スキバサミで毛量をさらに減らす

さらに軽くしたい場合は、スキバサミを入れます。
髪の表面側をすくと毛先がピョンピョンと飛び出てしまうので、ハチ上の毛をまとめて避けておくと安心です。


スキバサミは髪に対して横に入れても大丈夫ですが、一か所だけに何度も入れるとアウトラインが崩れてしまうおそれがあります。
スキバサミは根元3分の2より下から毛先に向かって、「1回、2回、3回」と回数を決めてハサミを入れましょう。


左右で軽さが変わってしまうおそれがあるので、場所によってハサミを入れる回数を揃えるようにするといいです。
スキバサミを入れた後はすぐにコーミングをして、余分な毛を落とした上で、もう一度ハサミを入れるか判断しましょう。

完成!お疲れ様でした!

ここまでミルチャンネル(mille channel)さんの動画の受け売りで恐縮ですが、筆者が上記の方法でカットしたビフォーアフターがこちらになります↓

今見返すと、もっと毛先をぼかしたら良かったなと思います。
当時は毛先をぼかす技術とかよく知りませんでした…(笑)

Beforeの段階で、初めてのセルフカットを一度した後なのですが、もう少し後ろを短くしたいなと思って同様の方法でセルフカットをしました。
それでも後ろ髪は、それほど短くなっていないと思います。
クリップを留めて前に持ってくる方法では、これくらいの長さが限度だということにご注意ください!

まとめ

今回は体験談を交えつつ、セルフカット、特に後ろ髪のカットを失敗しないための道具選びや鏡の配置、実際のカット手順についてご紹介しました!
「忙しくて美容室になかなか行けない」
「カット代を節約したい」
「美容師さんと話すのがちょっと苦手…」
そんな方へ、道具を揃えてセルフカットデビューしてみることをオススメします!
そしてまずは長さ1~2cmだけ切るようにして、失敗してもリカバリーできるようにしておきましょう。
スモールステップで3~4回セルフカットしてみると、だんだんコツが掴めて楽しくなってきますよ。

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